講師紹介

講師:高橋 理 (ITコンサルタント・システムエンジニア)


経歴:富山大学 経営法学部卒

プログラミング教室テクノロ代表

アビームコンサルティング株式会社(IT系コンサルティングファーム)にて5年勤務。ITコンサルタントとしてERP(エンタープライズリソースプランニング)パッケージ導入、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)導入プロジェクトに従事

株式会社プロシップ(東証プライム上場 システムベンダ)にて7年勤務。システムエンジニアとして固定資産管理システム、賃貸借契約管理システム、棚卸管理システムの導入プロジェクトに従事。プロジェクトマネージャとして上場企業数十社のシステム導入・開発を支援

株式会社コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング(財務系コンサルティングファーム)にて4年勤務。プログラマとしてJ-SOX(内部統制)支援システムの開発、IFRS(国際会計基準)情報発信サイト及びEラーニングシステムの構築、BPR(ビジネスプロセス リエンジニアリング)支援システムの開発に従事

三児(女、男、女)の父

講師:許 允 (ITコンサルタント・システムエンジニア)


経歴:神戸大学 経済研究科卒 

京セラ株式会社(東証プライム 電気機器メーカー)にて10年勤務。基幹システム業務を支えるERP根幹フレームワークの設計・開発(下流)を経て、関連海外子会社十数社のシステム要件定義(上流)から導入・運用保守まで従事

デロイトトーマツコンサルティング合同会社(IT系コンサルティングファーム)にて5年勤務。製造業を中心にERPパッケージ導入のプロジェクトマネジメントを行う

ビジネスレベルの英語、日本語、中国語を話す、トライリンガル

三児(女、男、男)の父

講師:高橋 絢子 (Webデザイナー)


経歴:IBU 人文社会学部卒 

セコム株式会社(東証プライム セキュリティサービス)にて5年勤務。3DCADを用いた図面制作からWebデザイン業務に従事。デザイン会社Good Desing Labo設立 同代表。パソコン検定1級。

三児(女、男、女)の母

テクノロ代表メッセージ

1990年代、私が小学生だった頃、プログラミング教室もインターネットもスマートフォンもありませんでした。

それから30年たった今、プログラミング教育が小学校で導入されようとしています。この30年間でいったい、何が起こってしまったのでしょうか?

検索サイトで「プログラミング教育」と検索すれば、山ほど情報が出てきます。しかし、なぜこれからの時代にITに精通した人材が必要なのかという本質について、あまり語られることはありません。

私は世界経済の中にその答えがあると考えています。まずは世界を代表する企業の時価総額の推移を見てみましょう。


1992年にはIT企業は1社もランクインしていません。ところが2019年にはIT企業が時価総額ランキング10社中、7社を占めるようになりました。

時価総額についても目を見張るものがあります。なんと1992年の1位から10位までの時価総額(70.4兆円)より2019年1位のアマゾン・ドットコム(91.9兆円)1社の時価総額の方が大きいのです。

経済戦争はリアル世界ではなくデジタル世界で繰り広げられ、世界の富の大部分をIT企業が牛耳っている状況にあります。これがこの30年間に起こった真実です。

日本企業が1社もランクインしていない状況を日本の官僚機構が見ればどう思うでしょうか?プログラミング教育を義務教育に組み入れてみたくなるのは当然の流れかもしれません。

IT業界では今、AI(人工知能)が凄まじい勢いで進化しています。事務作業をコンピュータが自動で行うRPA(ロボティックプロセスオートメーション)という技術よって単純な事務作業をコンピュータが担えるようになってきました。メガバンクではRPAによって数万人規模の人員削減が可能になりました。

かつて私が勤めていた会社がそのプロジェクトを行っていたため、同僚がRPAの威力を語る一方で自分の子供たちが将来、どんな仕事に就くことができるのかと不安になったことがありました。

実は今のRPAにはAI(人工知能)と呼ばれるものはほとんど、使われていないのです。それでもこれだけのことができてしまうのです。このRPAにAI(人工知能)が搭載され、単純でない事務作業もAIが行ってしまう未来が到来しようとしています。

そんな時代を生きていく子供たちにはテクノロジーという名の武器を操る力が必要です。テクノロの教室でこれからの時代を生き抜く力を身に付けて頂きたいです。