テクノロ通信:
テクノロでは授業で使用している「プログラミングの世界の歩き方」の中で大学受験に必要な知識も一緒に学んでもらいます。特にPythonやSQLの分野については実際にコードを書くため、より深く理解できます。
共通テスト、25年から「情報」科目 サンプル問題公表
大学入学共通テストに「情報Ⅰ」の新設が正式決定しました。情報はこれからのAI時代を生きていく上で必須の知識であるため、英語のように文系、理系どちらに進むにしても必要な科目になりました。
大学入試センターは24日、2025年からの大学入学共通テストで出題する教科・科目を発表した。
教科「情報」を新設し、現行の6教科30科目を7教科・21科目に再編する。新しい高校学習指導要領で必修科目となる「歴史総合」「地理総合」「公共」「情報」は初めての出題となるため、サンプル問題をホームページ上に公表する。
共通テストは、大学入試センター試験に代わり今年1月に初めて行われた。22年度から高校の学習指導要領が新しくなるため、センターは、それをもとに学ぶ現在の中学2年生が、高校3年生になった時に受ける25年1月の共通テストについて出題教科・科目を検討してきた。科目を新設する一方で、質の高い問題を継続的に出題できるよう、現在30ある科目数の「スリム化」を行った。今後、文部科学省が高校や大学と協議して正式に決定する。
発表によると、新教科の「情報」は、プログラミングを学ぶ「情報I」が出題範囲となる。地理歴史は、日本と世界の近現代史を扱う「歴史総合」や、国際協力や防災がテーマの「地理総合」を、それぞれ「日本史探究」や「世界史探究」などと組み合わせて出題する。公民では、政治や社会を考える「公共」が新設され、「倫理」や「政治・経済」などと組み合わせる。
「英語」は、新学習指導要領の「英語コミュニケーションI」「英語コミュニケーションII」「論理・表現I」が出題範囲だ。現行通り、リーディングとリスニングによる試験となる見込み。
2021/3/24 朝日新聞