スイカゲーム異例のヒット-【読売KODOMO新聞】

2023/10/26
テクノロ通信:

スイカゲーム異例のヒット

今、家庭用プロジェクターの会社が作ったゲームが大ヒットしているのをご存知でしょうか?
決してグラフィックが派手なわけでもなく、メタバースに対応してわけでもありません。
落ち物系パズルゲームという昔からあるジャンルのゲームに新しい視点を加えた斬新なゲームです。


テトリスやぷよぷよといった落ち物系パズルに、新たなヒット作が現れました!上からフルーツを落として進化させていく「スイカゲーム」です。ニンテンドースイッチで配信したところ、動画配信の「ゲーム実況」で人気を集めるようになりました。


このゲームは元々、Aladdin X(アラジンエックス)社が、プロジェクター用のゲームとして2021年に開発したものです。


上からフルーツを落とし、同じ種類同士ならくっついてより大きなフルーツに進化します。一番大きなスイカまで育てあげるという単純な内容に、はまる人が続出しているのです。


10月6日に100万ダウンロードを突破したかと思ったら、12日後の18日には200万ダウンロードに達する人気ぶり。ゲーム専門でない、こうした会社が開発したインディーズゲームがここまで人気になるのは異例のことです。
2023/10/26 読売KODOMO新聞
最近のゲームはグラフィックばかりを追求する傾向にあると思います。昔に比べてゲームがつまらなくなったと感じる中高年は私だけではないと思います。面白さの本質はいつの時代もアイディアにあります。スイカゲームは本当によく考えられたゲームだと思います。